日記 250

11月5日(木)

 昨日は22時頃に寝たのでかなりの間眠れた。長い夢を見た気がする。大通りの、といっても車は通ってなかったから商店街なんだろうか、そこの一角にある番組の制作会社のショーウィンドウのモニターのPVをずっと眺めていた。(こういうしかない。おそらくインターフォンを鳴らして2回にある事務所を開けてもらうタイプのオフィスの一階にある外向けの宣伝用のモニター、うちこんなんやってますよ的な)そういえば別のところに用事があったんだったと、携帯で時間を見て夕方から夜になって居酒屋に人が入り始めたころぐらいの郊外の街の風景に自分(多分姿は自分ではないので、夢の中での主人格なのだろう)が溶けていった。白楽や高円寺あたりの商店街のイメージが残っていたんだろうか。そうしているうちに朝になった。
 頭はすっきりしていたが、少しモヤモヤした。朝はご飯と夕飯の残りの豚汁を食べた。アメリカの大統領選は接戦だとテレビで報じていた。どちらが勝ってもいい政治にはならなさそうだなとおもった。民主主義は嫌いだが、それにしたってまともな候補者を擁立できないのはせいどとしてどこか欠陥があるのではないかと思う。

 スカパラを聴きつつ出社。音楽はご機嫌だが、気分は曇り。空模様は晴れだった。
 朝から忙しい。下期に入り、新たな仕事が振られた(暇だ暇だと上司にいったら、仕事がもらえた。暇すぎるよりはいい)ので、それなりに忙しい。相変わらず雑用と分析ばかりだし、つまらないうえに憂鬱な仕事だが、このご時世にまともな職(と思いたい)に就けているだけ自分はまだ恵まれている方なのだろう。始業までまだ最後まで読めていない”はまち”の最終巻をブラックコーヒー片手に読んだ。冬が近づいているせいかホットがうまい。そんな時間もすぐに過ぎてしまうのだから、働いたら負けというのは至言なのだなと思う。

 バタバタしていたら、仕事が終わる時間になったので退社。段取りもようやく付いてきた。あとは自分が技術を身につけられるかだけど、なんとかなるだろうと思う。難しいことはいわれてはないはずなので、やる気のない教育者からどうノウハウを引き出すか、やる気のない頭で考えないといけないのもつらいものだ。聞き出したコツをメモって現場に行って実地、撃剣でやっていた方は、やはり大炎上、古い情報だと手のひらを返されてしまった。まあ、突然いわれても更新できてるはずもないわな……と思った。怠慢というよりも文化の問題なのだろう。ここがキッチリ出来ないといつまで経っても同じことの繰り返しだ。ただただストレスが増えるだけなのだ。

 家に帰ると親父がぬれ煎餅で一杯引っかけていた。飲めと誘われたが、夕飯鍋が食いたかったので、スーパーに行き食材を買った。以下にレシピを示す。

 もつ鍋

 キャベツ 一玉(安く売っていた小玉のキャベツ。中身スカスカだった)
 もやし 二袋(細い奴の方がうまい)
 もつ 4~600g(ホルモンミックスの方がうまいけど、大体シマチョウかテッチャン)
 にら 一束

 だし
 醤油 80cc
砂糖 こさじ二杯
みりん 30cc
ほんだし系統の魚の粉末だし 一袋
 鶏ガラスープのもと 大さじ2杯
 にんにくチューブ 5cm
 しょうがチューブ 5cm

 材料を適当な大きさに切る。
 出汁を土鍋に入れて強火。沸いてきたら先にキャベツ火が通ってきたら、もつ(出来れば洗浄が済んでいるものだとやりやすい。そうでなければ下ゆでし冷水に取る工程をこの前に追加)を投入し、蓋をして弱火。このとき吹きこぼれないように注意しつつ、スマホでもいじっていればいい。で、蓋から湯気が出始めたら蓋を取って切ったニラを投入。食べる5分前まで火を止めて蓋をして放置。食べる直前に火を入れて温め直したらOK。
 ビールとか、炭酸系の酒に合う。

 今日はこの辺で。