食材も無いけど料理したい時の落書き その4「ドライカレー」
今回は、カレーを食べたいけれども、次の日は予定がぎっしり詰まっていて、作り過ぎて心配。冷凍庫の中も狭いし、モノが入らねぇ! という時に、おススメのドライカレーを紹介する。といっても、そこらへんで仕入れた知識をうろ覚えでお送りするので、あんまり期待しないように。
ドライカレー。
具材は至ってシンプル。
・飯(食いたい分だけ)(多過ぎるとべちゃっとするから、多くても一回一合)
ひき肉(牛豚合挽か豚)(50~80g)(小さめのパック半分くらい)
卵 (一玉)
野菜(ミックスベジタブル)(30g)
又は
人参(3分の1)
玉ねぎ(4分の1)
ピーマン(1個か2個)
調味料
塩コショウ
ブイヨン(50ccのお湯に溶かして使う。)
ケチャップ(少々)
ウスターソース(少々)
そして忘れてはならない。カレー粉。
(S&Bの塩コショウみたいな容器に入ってる奴がおススメ)
幼いころには、炒飯とかわんねぇよなぁと思ったものだが、実際自分で作ってみると、全然食材が違ってビックリしたものだ。どちらかというと、チキンライス(鶏は使わないが)に近い材料で作るのが、スタンダードらしい。上に挙げた材料は、けっこう、豪勢に食材をつかっていて、無ければ、玉ねぎとひき肉、があれば、カレーペーストを作れるので、その方法も後からかこう。
さて、料理開始!
まず、野菜をみじん切りにしましょう。ミックスベジタブルは、使う分を皿に出して、レンチンしておくとよいぞ。
野菜を切る場合でありますが、火の通りのはやいものから切って皿に入れておくと、火を通す順番通りに具材を入れられるので便利ですぞ。
そして、別の皿に、ご飯を入れておきましょう。(冷や飯でもいいし、炊飯器から直接でもいいですぞ)
さて、例の如く、よくフライパンを熱してサラダ油をしいて、火の通りにくい、人参、玉ねぎを炒めていきましょう。中火が良いですぞ。弱火だと、野菜の水分が飛ばなさ過ぎてちょっと時間がかかるのだ。
玉ねぎが、ちょっと透き通ってきたかなと思うくらいで、ひき肉をドカンとぶち込んでやりましょうぞ!
一気に強火で、ひき肉から出た脂が透き通ってきたら、弱火に。
塩コショウとカレー粉を入れてざっくり混ぜ込んで、具の入れてあった皿に取り分けて置く。
ここで、一旦、フライパンを洗っておきましょう。でないと、米がくっついてべちゃっとしたものが出来上がってしまいますぞ!(それもそれで、吾輩は好きですが……)
さて、洗ったら、また火を入れて、白い煙が出るまでフライパンをあっためていきましょう。
そして、また、サラダ油を少々。十分に熱する。
さて、ここから、メニューが二通りに分かれるぞ。
(1)カレー炒飯(ブイヨンは入れてはいけない)
カレー炒飯を目指すなら、ここから、卵を入れて、ふつふつとしたら、飯をフライパンの中に、ドカンと入れて、全体がパラパラになるまでフライパンを火から離さず、強火で炒める。
そして、具を入れて、ケチャップとウスターソースの合わせ調味料を気持ち鍋肌に沿うようにかけて、こんがりした匂いを楽しみにしながら、じゃかじゃかと炒めれば、完成。
(2)最後に生卵を添える奴。(生卵無くてもいい)
個人的にこれがドライカレーのスタンダードなのだが、飯を熱したフライパンの中にドカンと入れて、具と、ケチャップとウスターソースとブイヨンをお湯で溶かしたものを合わせた調味料をぶち込んで、じゃかじゃかと炒める。そして、最後の仕上げに、ピーマンを入れて、色どりを良くして完成! 卵は、スプーンで飯の頂上に窪みをつけてやって、そこに割って入れてやれば、ちょっとマイルドなやつになるぞ。
2つに言えるのが、カレーっぽさが足りなかったら、飯を炒める時にも直接カレー粉を足してやればいい。でも、あくまでも味の決め手は、ケチャップとソース、あと塩コショウであることを忘れずに。入れればスパイシーになるけれども、味はバランスが重要なのだ。
さて、ひき肉と玉ねぎのカレーペーストを白飯にのせたドライカレーなるモノも存在する。こっちが源流だのという説も聞いたことはあるが、真実は知らない。
次にレシピを書いていこう。
材料(2人前)
ひき肉(100g)
玉ねぎ(大体同じくらいの量。自分は、一玉使う)
人参(健康にいいから野菜も食べないと! 半分)
ピーマン(同じ理由で、野菜は沢山あった方が旨いぞ、2つくらい)
卵(お好みで)
カレールー(ジャワが良いが、こくまろで十分。一粒、二粒)
さて、さっきの要領で具材を炒めたら(今回はこの時にピーマンも入れる)、お湯を大体100ccとカレールーを入れて、水気がなくなるまで中火で炒める。水気がなくなって来たら、弱火に落として、焦げないように注意する。
飯を好きなだけ皿に盛って、ルーを載せる。
そして、卵をその上にかけてやれば、
湘南?ドライカレーの完成だ。
カレーだから不味いわけはないので、気が向いた時に試してみてくださいねぇ。