今まで観たアニメとかドラマとか映画とかを短評つけて思い出す

一生で今まで見た映像作品を思い出す。記憶を頼りに全く調べずに、感想を正直に書くので不快になるかもしれない。果たして100個以上思い出せるだろうか……。


1、学校の怪談〈アニメ〉

 天の邪鬼カワイイ。フリーザ様の中の人がやっていた記憶。あとパンチラが多かった。あと恐怖演出が凝っていてゴールデンタイムなのにわりかしビビっていた記憶。


2、モンスターファーム 円盤石の謎

 オリキャラの主人公が典型的熱血な冒険もの。各モンスターもキャラが立っていて、毎週楽しみだった。ゲームから入った友人にはめちゃ不評。ファーム要素はないです。


3、ドラえもん

 のぶよさん降板の1年前まで見ていた。母親がのび太に難癖つけていた思い出。のびたとジャイアンドラえもんスクールカーストを暗くならずに描いているんだから、やっぱり凄いのだと思う。


4、Vガンダム

 ザ黒富野。とにかく人が死ぬ。理想主義者のカテジナさんがどんどん狂って行ってしまうのが観ていてつらかった。それ以上にキチガイ過ぎて笑っちゃうんだけれども。富野ガンダムの例に漏れず、鋭敏な感性を持った少年が本質を突くようなことを言うのが、悲しく、また痛快である。あとオデロさんは殺す必要あったんですかね……


5、どっきりドクター

 OPが好きだった。ラブコメだけど女の子には受けなさそうだなぁと観ていて思った。


6、ワンピース

 空島編くらいまでは見ていたが、初期のころはガチで泣いたりしていた。台詞回しはめっちゃ好き。あとディズニー作品のオマージュ多い任侠物。言わずと知れた人気作


7、Gガンダム


 プロレスガンダム。軽く見ればギャグ作品。でも最初っから視ていると熱い愛、男女の間の愛だけでなく、師弟愛、親子、兄妹、すべての愛を語っている。東方不敗との決闘の場面は集大成といってもいいだろう。ところで、アレンビーとレインだったらどっち派?


8、セーラームーン


 覚えてないが、実はGガンより楽しみにしていた作品。でも覚えていない。青い髪の子が好きだった思い出。


9、学校の怪談〈映画〉

 実写版で毎年のように作られていたと思う。担任の先生がずっと同じキャラで、毎年のように幽霊に被害に遭っている。泣き落とし、パニックとはまた違うホラー作品だった。むしろ冒険ものに近いか?


10、ガンダムW

 ヒイロカッケェ! と、当時はあこがれもしたが、最近見返してみるとなんだこの電波!? となった作品。真面目に仕事してる五飛さんとゼクス以外感情移入できなかった。でも、デュオは良い奴だし、親しみやすくてこんなヤツになりてェなと子供心に思っていた思い出。

11、ガンコちゃん

 ピンク色のワニが主人公の人形劇。たしかNHKの教育だったはず。なぜか、カメラの回だけ覚えている。カメラに撮られると魂まで取られてしまうんだという噂を皆が信じてしまう話。


12、金田一〈堂本版〉

 毎週楽しみにしていた思い出。とにかく怖くて怖くて、風呂入ってる時にピアノ線で首でも締められやしないかとびくびくしていた。劇判は今聞いても秀逸。


13、マンハッタンラブストーリー

 クドカン脚本作品。本当はウェストゲートパークから入るべきなんだろうけれども、スペシャル版しか見た事がない。独特のギャグというかコメディというか。とにかく毎週笑わせてもらった。喫茶店の店長〈マスターと呼ばれたがっているがそう呼んでくれないなどと可愛いところのある〉のモノローグを楽しむ。


14、タイガー&ドラゴン

 好き。これもクドカン脚本作品。ヤクザの若旦那かなんかが落語家に弟子入りする話。ものすごく好き。金田一と張るくらい。でも見比べたことないから分からん。持たざる者の悲哀とかも書いてるのをみた初めての作品だった。


15、ちりとてちん

 落語家物。朝の連ドラだったはず。タイガー&ドラゴンからおふざけを取り除いた感じ。でもコメディだったし、皆キャラが立っていた。


16、地獄少女

 ホラー? 任侠? 使えば相手を地獄に落とす事が出来る呪いの藁人形がもらえる地獄通信に関わる話。必殺仕事人をよりダークにした感じらしいが、必殺仕事人はスペシャルしか視た事がないので、わからない。いっぺん死んでみる? を聞きたくて夜更かししていた。あと一期OPは神。


17、ラブコン

 背の低い男子と背の高い女子のラブコメ。軽い気持ちで観れた作品。漫才な掛け合いが楽しい。


18、コードギアス

 谷口監督作品その一。結構右寄りでもあるが、台詞回しが好き。このころから深夜アニメをまた観始めた思い出。血染めのユフィの回は爆笑した。2期も言われてるほど酷いか? と思う。


19、名探偵コナン

 ZARD,ガーネットクロウ、B'zと言えばこれ。劇場版もなんだかんだで見ていたし、面白かったが、あんまり記憶がない。ネクストコナンズヒントはヒントになっているのか。


20、ジュブナイル

 香取信吾が学校の先生役で出ていた映画。未来から来たロボットと少年少女たちの夏休み。ドラえもんの2次創作でこんな話あるなぁと思った。どっちが先か知らんが。


21、透明人間

 主題歌しか思い出せん。しかも、曲の名前ももう分からんのだ。サザンとミスチルがコラボしていたような。これも香取信吾主演だったはず。


22、あなたの隣に誰かいる

 ドラマだったはず。住宅地で不倫か何かをするサイコサスペンス? 思い出せん。ユースケサンタマリア主演だったか? 妻役の人が妙に色気があった。


23、ごくせん〈ドラマ版〉

 ヤンキー学園物ってのは、一定の面白さがあるなーと思う。


24、花より男子〈ドラマ版〉

 貧乏女子高生が、金持ちの通う学校に入学し、そこでF4とかいう超お坊ちゃんに目をつけられて、対立し、恋をする。とかいう話だったはず。プラネタリウムは好きだったが、ff10の曲に何となく似てるのが、ウーンと思った。でも好き。


25、ルーキーズ〈ドラマ版〉

 結構好き。でもよくよく考えたら、あの先生、指導者としてそれどうなの? という決断をしていたり。なんだかんだで不良物好きなんだなぁ。


26、ポケットモンスター〈アニメ〉

 ポリゴン回は今でも見られないのでしょうか……?


27、デジモンアドベンチャー

 バタフライ好き。木曜夕方とかいうクッソ微妙な時間帯にやっていた思い出。お前ら何回けんか別れすんねん! とツッコミを入れたくなった。スカルグレイモン回は今でもトラウマ。


28、デジモンアドベンチャー02

 蛇足感が否めないが、待望のジョグレス進化がテレビシリーズで見られた!と当時は大はしゃぎしていた思い出。デジモンカイザー(笑) あの子が仲間になってからが割と本番でめきめき面白くなっていた。


29、デビチル〈アニメ版〉

 ボンボン版を観てチビった思い出。モンファーの後番組くらいだった。ルシファーの因子を持った子供ときいて、エロい妄想をしてしまったあの頃が懐かしい。


30、ZOID〈アニメ〉

 フィーネ可愛い。バン強い。王道冒険活劇ロボット物。といったところ。でも飛ばし飛ばし観ていた思い出。予告の後のニュースの森の音が甲高くてクッソ不快だったし、親に小言言われるのが嫌だったのだ。子供が観るアニメにまでケチ付けんなよマジで。


31、ZOID/0

 万年最下位のチームになんやかんやあって主人公が入る事になって、優勝に導いていく話。前作の人気を受けて制作されたとか。ラスボスが主人公の声やってる!? と当時は驚いたものだ。換装とか劇判とかクッソ燃える。あとNO FUTUREは、歌詞が刹那的すぎて怖かった。


32、クラッシュギア

 なんか朝にやってた奴。主人公がブーメランシュートだかなんだかという技を手に入れて無双し始めて調子に乗ってる回を今でも覚えている。あまりにもアニメとホビーの差が激しくて買う気が起きなかった。


33、爆走兄弟?レッツ&ゴー

 タイトルが正確に思い出せん。ミニ四が流行ってよくやった思い出。違法パーツ?か、大会禁止用のモーターの熱でやけどした。どうしてミニ四から蜘蛛の糸とかが出るんですかね……。


34、探偵オペラ ミルキーホームズ

 カオスアニメにハマるきっかけになったアニメ。シャロ可愛いよ、シャロ。ゲーム版の仕様がアレ過ぎて速攻で売った思い出。


35、DTB

 洋画っぽい雰囲気のある深夜アニメ。陰謀渦巻く東京に組織のエージェント黒が仲間と共に任務に取り組む話。救われない話が多かったけれど、台詞回し大好き。アクションも見物だけれど、次の週になると話半分忘れてた思い出。是非DVDで観るべきだと思う。


36、東のエデン

 攻殻機動隊の監督が撮った奴だったはず。これでノイタミナを知った。オサレ オブ オサレ。携帯に10億円の範囲なら何でもかなえてくれるアプリが入っていて、記憶喪失の主人公が、日本をなんとかしようとする話。面白かったし、ワクワクしたが、やっぱり政治思想が入ってくると、頭に?が浮かんでしまって、純粋に楽しめなくなるなぁ。


37、少女革命ウテナ

 奇抜な演出。深層心理に訴えかけてくるような台詞回し。昼メロっぽい裏のあるキャラクター。セーラームーン作ってたアニメスタッフが製作したとか聞く。世にも奇妙な物語観終わった後の感じがした。


38、廻るピングドラム

 OP大好き。ウテナのスタッフが製作? オウム真理教地下鉄サリン事件が元ネタらしい。一回見ただけじゃまるで意味が分からんかったが、癖になる。現代版ウテナと言い切る訳じゃないが、やっぱり良く似てる。


39、交響詩篇 エウレカセブン

 劇判、OP ED共に大好き。中盤だれるけど、まあ、必要だったんじゃないかなと。王道なボーイミ-ツガールロボット物。ポケ虹は……うーん。


40、ポケットの中の戦争

 ガンダムOVAシリーズで唯一観れた。いや、レンタルビデオ屋のDVDの調子が悪くてアナベル・ガトーさんの出てくる奴を観れなかっただけなんですけれど。戦争って悲しいんやねとか、色々考えちゃう。バーニィ?がコロニーを出ようとするシーンでいっつも泣いてしまう。行きたくないわよ!カサブランカなんか!


41、機動戦士ガンダム 〈劇場版〉

 なんだかんだでやっぱり面白い。そして、ちゃんとTV版を観なければいけないなと友人に言われる事、幾星霜、未だに見ていない。細かい感想とか話せないんじゃ。


42、Z〈劇場版〉

 うーん。やっぱり印象に残ってない。観たし面白かったはずなんだけど。カミーユは繊細で暴力的な子なんだなぁという印象。キレる10代ってやつなのかも知れん。


43、ガンダムX

 テクス先生いい人。珍しく、いい大人が滅茶苦茶多い。後サラさんホントに10代なんですか。ボーイミーツガール物は安定して面白い。


44、SEED

 面白かったと思う。でも、最後まで観なかった。もう一度見直すべきなんだろうなぁ。赤い髪の子の濡れ場の回みて、エロアニメや! と思いしばらく見ていたが、その後は特に何もなかったので観なくなったのだ。でも、なんだかんだで面白い作品なんだろうなとは思っている。


45、種死

 総集編その1だけみた。エロいところが無かったから切った。主人公交代とかいろいろあったみたいで世の不条理を感じる。


46、00

 ぼちぼち観ていた。1期は中盤観なかったような気がする。最初のEDホント好き。俺がガンダムだ。数々の名言〈迷言?〉を生み出した。脚本の人は一人で書き上げたらしい。スゲー有能。劇場版はSFやってて好き。


47、ヒロイック・エイジ

 王道なスペースオペラ。とにかく主人公が強い。宇宙空間で艦隊戦やると思いきや、巨人同士でプロレスやってるという作品。精神的な高潔さとか、種族間の価値観の違いとかそういった物をきちんと書ききられているのだ。劇判で泣かせに来るのがちょっとムカついたが、OP超好き。


48、グレンラガン

 エイジと同時期にやっていたらしいが、どちらもDVDで観たから関係ないぜ。クッソ熱いノリとハイテンポで穴倉から世界へとどばっと広がっていく壮大さがある。結構好き。


49、FREEDAM

 スペルあってるか分からん。AKIRAの人が作った奴。カップヌードルとタイアップしていた。面白かったんだけど、最後投げっぱでおわって、ウーンとなってしまう。AKIRAも割とそんな感じだったので、こういうもんなんだなと一人で納得していた。


50、熱海の捜査官

 もしかしたら違う場所かも知れん。オダギリジョー主演のドラマ作品。ケイゾクっぽいけど、またなんか違う感じ。上手く言い表せねェ! これもなんか最後投げっぱで終わった感じが。ほんと虚無エンドって嫌い。


51、時効警察

 熱海の捜査官のスタッフの前作。オダギリジョー主演。ノリは同じだけれど、こっちの方がなんか好き。何より虚無らないのがデカイ。


52、ガン×ソード

 谷口監督作品その2。復讐劇なのに痛快! そんな話。ロボット物だけど、そんなにロボット物っぽくない。むしろ序盤は生身のアクションの方が見ごたえあるくらい。そこはGガンとかぶるのかも知れんな。暗い話かと思いきや、馬鹿なノリと自分の欲望、信念に忠実にズバッ!とぶった切るヴァンの格好良さには本当に憧れる。アニメヒーローにこの歳になって憧れるのはヘンだろうか。


53、スクライド

 谷口監督作品その3。信念と欲望に忠実な主人公という意味ではガンソの元にもなった作品なのかも知れん。名作オブ名作。「女ごときが邪魔をするなぁ!」という問題発言もあって、再放送されないとか。こういう好き勝手やってる作品、大好き。ガンソもぶっ飛んでるが、こっちも負けず劣らずぶっ飛んでる。


54、無限のリヴァイアス

 谷口作品その4。前3つと違って、鬱オブ鬱。蝿の王という小説がモチーフになっているらしく、宇宙空間に漂流する戦艦に取り残された何百人もの子供たちが共同生活を営むが、どんどん歪みが生まれていって……。という話。観ていて正直疲れるが、中毒性があり、1日で観終わってしまった。

追記していく

55、ギルティクラウン

 クソクソアンドクソ。と言われてる割には楽しめた。自分は、キャラクター全員屑、というか基本的に自分の目的に忠実なキャラの出てくる作品が好きなので、かなりの高評価である。ただ、集君が最終回の時にヒロインちゃんに「君だけが僕のことを信じてくれた」みたいな台詞を言っていたが、お前、惚れられてお前の為に死んだ女の子の事忘れてるやろとか全力で突っ込みたくなった。色々ガバガバらしい点もいくつかあるらしいが、まあ、好きなのは変わりない。(ギアスも好きやったし)

56、ガールズ&パンツァー

 水島努監督のオリジナル。戦車で咲をやったらこんな感じになるそう。しかし、自分は咲を観ていないので何とも言えない。一回流しでみると、対戦シーンの戦車の動きが凄いなぁと思うくらいの物だったが、もう一度見ると、きちんと練られてるストーリーがあったと思う。とりあえず、秋山殿可愛い。

57、月刊少女野崎君

 動画工房枠。ニコの一挙で観た。面白かったけど、コメントに困る。男子高校生、月刊少女漫画家の野崎君をパラス(みたいなリボン付けた女の子)が手伝ったり、周りの変わった友達が紹介され、またカップル観たいになって行く話。漫画を使ったギャグというか、コメディというかそんな感じである。うん。分からん。カプ厨って人とかにはおススメ。

58、思い出のマーニー

 ジブリだけど宮崎駿監督作ではない。面白かったが、ジブリとしては……うん……。というような出来。話がキャッチーでないからなのかもしれない? まあ、面白かったと言えば面白かった。

更に追記 2015年1月くらいに

59、飢霊-零-
 あおきえい監督作品。アルドノアゼロといい、fate/zeroといい、この監督はゼロをつけたがるのだろうか。ガレイという漫画の前日譚となっているらしい。第一話の話をどうして入れる必要があったのか未だに納得がいかない。二人の姉妹同然に育ってきたヒロインがどうして殺し合わなければならないのかを描ききっているけれども、第一話が全体になしている効果が全く分からない。ファンの間では、絶賛されているらしいが……。

60、fate/zero

 あおきえい監督作品。fateの原作は未だにやっていないため、ファンの友人に教えを請うというスタイルで会話するしかないのが悲しいところ。その前日譚である作品。きのこ氏の原作の前日譚をウロブチ氏が書いたが、細かい矛盾点があるので対立煽りの餌になっているとか。それはそうと、中々に好きな作品である。この原作買って、ラノベって面白いなぁと再確認できた。若干中二臭いくらいの語りが、私にはちょうど水に合うのだ。

61、ラストエグザイル

 ゴンゾの10周年作品だったか。ニコ生の視聴者の方が紹介してくれた物。でも、あの時はOPがお洒落だなぁと思うくらいでみる気にはなれなかった。その後、友人に紹介され、みてみるか。と。肝心の話だが、ざっくり言うと飛行機乗りたちが空を支配しているギルドから自由を取り戻す為に戦いに巻き込まれていく感じの話だ。過去話が急に挿入されたり、展開が唐突だったりするせいで、うーんとなったが、質感を感じさせる画面作りとドッグファイト?や艦隊戦の迫力や重厚感は流石である。一部では、綺麗なゴンゾとか言われてるみたい。

62、serial experiments lain

 これで綴り合ってるか分からない。昔の深夜アニメ、こうかくとかのサイバーと哲学の融合なSFアニメ。OPが気になって、借りてきたDVDでみて、アマで画集も買ったが、単純に好きと言いきれない。いつもおどおどしているレイン、いい子なアリス、その他死んでいった人々。存在するとは?と言うのを大陸の哲学の文脈で、宇宙人やハッカー、不純性交遊だとかセンセーショナルな内容を取り扱いながら、語っていく作品と果たして言い切れるのだろうか。ごちゃごちゃして、分かりづらい訳ではなく、単純に難しい問題を映像に(それも実に上手いのだけれど)落としこんでいるせいで、流し観たくらいの自分が安易に語ってよい作品なのかも分からない。
 生と死の境界の曖昧さと、自我と記憶。コンピューターやインターネットが当時は今ほど普及していなかったにも拘らず、こういった問題に言及しているのはすばらしいことなんだろうなぁ。と半分の嫉妬も込めておこう。

63、鋼の錬金術師(一期)

 新しい方はまだ見ていない。というより、どうにも最初の方のアニオリが気に入らなかったし、しばらくの間は(差別化の為に)原作とちょっと違う感じだったから、ダメだった。しかし、友人が言うにはちゃんと面白かったそうなので、また観ようとは思っている。で、これだが、当時6巻が出た頃だったので、すぐに原作のストックがつき、アニメオリジナルな内容になっていったわけだが、中二病まっ盛りの私は七つの大罪の名を冠したホムンクルスが出てくる度に絶頂していた。普通に話も面白かった。し、アニメ観てから原作も買ったニワカだが、月刊であるから、すぐに話の続きが読めないとなり、割りとすぐに売った記憶。にしても、ポルノの曲はやはりいい。

64、サカサマのパテマ
 
 ツタヤで滅茶苦茶置かれていたから友人と借りてみた。イヴの時間で有名な監督の劇場アニメ作品。ボーイミーツガール物で、面白いのだろうと思ったが、、、肌に合わなかった。けれども、ここが受け付けないとも致命的にアレだというわけでもない。映像は劇場クオリティらしく素晴らしい、けどサカサマ世界を表現するのにただ背景サカサマにしてるだけじゃねぇかとか、まあ、本当はものすごく手間のかかる仕事をされているかもしれないけれども。しかし、壮大だけれど、箱庭な世界観をこの尺で落としこんでいるのは素晴らしい。でも、世界観の説明に終始して、それに対するリアクションに主人公とヒロインを使い過ぎてるのが、どうにも合わなかった。僕は設定がみたいんじゃなくて芝居がみたいのだ。(自分のことは棚に上げつつ) が、空に吸い込まれるというみる側にとって味わったことのない恐怖感を見事に表現して、それがある種のヒロインと主人公の絆を深める契機になっていたところなんかは、おぉ~と声を出したものだ。だから評価もされているのだろうなぁ。

65、あいまいみー

 5分アニメ。5分の内3分は宣伝とOPとEDだから、実質は2分アニメ。FXで有り金すべてとかした人の顔で有名。何も考えず落ち付いて観れるアニメだ。ギャーギャー騒いでいるのを聞いているだけで楽しい気持ちになれる。3期はやく。

66、魔法少女まどか☆マギカ
 
 劇場版は新編だけ観ました。深夜アニメ熱が再燃した作品。毎週楽しみだった、でも結局口コミに乗せられて観ただけなんじゃないかとかいろいろ考えてしまう。でも、面白くなければあそこまでハマることはなかったんだろうなぁ。地震の影響か最終回とその前の話が結構遅れて放映された。リアルタイムで観る為に起きていた。これを観て構成って何だって考えるようになった。でも、考えるようになっただけで勉強はしていないから、全く進歩が無い。一番好きなキャラは杏子だが、一番エロい身体してるのはさやかだとおもう。性格も含めて。
 TV版終わった後、しばらく果たしてほむらは救われたのかと考え、結局ほむら自体の願いは叶っていなかったのではないかとうだうだしていた結果、僕をひと月近く家に引きこもらせたことも考えると、やはりいい作品だったんだろうなぁ。

67、新編 叛逆の物語
 
 映画館で泣くとこを見られたくなかったので、友人たちとの約束より先に一度観に行った。偏執狂じみてしまうまで頑張ったキャラが、神になってしまった友人を救うために悪魔になってまで喧嘩を売った。僕はこの話を嫌いになるまでDVD買ってまで何度も観た。自分の様な独りよがりな人間にとっては、全くもって救いになる作品だなぁ、と。でも、心酔は好感ではないので、まともな評価を僕は下せないし、感想と言えば、夢の中でもゲロ吐きそうなくらい魔法少女やれて良かったね。と言ったところ。嫌いになるまで何度も観ても嫌いになることはなかったので、更に腹が立っている。きっと本当に面白い作品を見ると腹が立つのだ。

68、楽園追放(なんか、サブタイトルあるけど綴りが面倒くさいので省略)

 面白かった。書きてぇなぁと思っていた世界観がここにあった。とても悔しいが、それも水島精一監督が劇場版00でみせてくれたような80年代SFを今の技術を結集して表現しようという試みも、なるほど、素晴らしかった。友人たちとこれを観に行ったのだが、こうやると分かりやすくSF(技術とそれに機能の上で追いつけない人間の生理システムのギャップがもたらす問題を語るという意味で)が、纏まるのか!と内心、拍手したくなった。が、迷惑だし、舞台でもないのに非常識だとしっかりブレーキがかかったので、やめておいた。
しかし、素直な反応をするのもそれこそ負けたという全く見当違いの悔しさを捨て去ってしまうのは、いけないことだと思い、こんなのはよぉ!全くもって功利主義の批判にも成ってねぇんだよぉ!とか終わった後のファミレスで独り相撲をしていた。傍から見たらアホである。
 なんでか知らんが、ウロブチ氏の関わってる作品は、ど直球に私の好みすぎるので、悔しさが先に出てしまうのだ。だから、素直に賛美できない自分がもどかしい……。しかも、友人に語ろうにも、彼が流行りなうえにやたらと持て囃されているためか、今更話そうにもニワカ扱いで小馬鹿にされ、真っ当な議論にすらならないので、あまり話せない。しかも、僕自身知識がないし、怠惰で不勉強だから、そもそも、人の話は聞けるけれども、自分から話すのがとても苦手だから、纏まるとは思えなかった。
 余談ではあるが、今度、ノイタミナのプロジェクトで劇場アニメ化されるハーモニーも、原作の小説を読んだ時同じような感想を抱いた。僕が書きたい物だと思っていたものを、僕よりずっと前に非常に上手くお話にできている人が確実に存在することが分かって、非常につらい。この年末前までそのことで本当にへこんでいたが、そもそもへこんだと周りに言えるほど、自分は時間も労力も割いておらず、ゲームをやったり逃避すらしていたので、どんなスタンスでいればいいのかも分からなくなって、一体自分はなにをしたいんだと、ずっと自問自答していた。
 とにもかくにも、ここまで一人の人間が心乱れるくらいにはすばらしい作品であるから、機会があれば是非見てほしいと思う。

69、氷菓
 日常系ミステリーの金字塔古典部シリーズを京アニがアニメ化した作品。当然面白くなる布陣でやってるんだから当然という暴論は置いておいて、実際面白かった。すっきり纏まっているのは当然として、ミステリをうたってるだけあってビターなエンドが非常に良い。巻き込まれ型の癖してクッソ有能なORK君の省エネ主義という今までの生き方が揺らぐという意味で青春、基本的に人が死なない、日常や過去にあった事件を調べてそこにあった人情劇を紐解くという意味で日常系ミステリである。主人公の青春から狂言回しだと思っていたDB君の青春にも言及する話もあったりして、最初の氷菓は人間味がなかったのにイヤ正しく青春してるなぁと思った。ドラマでも十分通用する内容であるが、アニメならではの演出のケレン味が良い味を出してた。煮込みハンバーグにタバスコかけたみたいな味だ。演出が分かりやすくアクセントになってるってことだ。でも耳澄まみた時みたく、こんな青春送りたかったと思わなかった……。実際疲れそうだ……。

15年1月21日 追加

70、仮面ライダー剣
 そういや、平成ライダーの話全く書かなかったと思ったので、書こうと思う。まずは、最近一挙放送でみた剣。オンドゥル語という役者の滑舌の悪さを揶揄した俗語がある。序盤も終盤もまあまあ、結構台詞が聞き取りづらいけれども、感情芝居を優先しているからなのだろう。流れでみると中々分かりやすし、名台詞も多い。後期OPの映像はほとんど動かないが、カメラワークが良いのか、色のバランスが良いのか、すっげーかっこいい。とにかく、一度見てほしい。意味ありげで放置された伏線もまあ、少ない方なのではないか。一番好きなのは、個人的に始さんですかね。一番強いのは人の心なんだよなぁ。

71、仮面ライダークウガ

 平成ライダーの初代。主役のオダギリジョーって最近見ないが、とにかく凄く出世した俳優である。最近は監督もやってるとか。遺跡から、古代の戦闘民族グロンギが復活し、人類を殺人ゲームに巻き込んでいく。主人公は、発掘された遺物のベルトを着用、クウガに変身し「皆の笑顔を守るため」闘う。説明下手なので、適当にwikiみてどうぞ。これを観た影響からか、自分にヒーロー観とかいうものが何となく生まれたってレベルの言わずと知れた名作。
 さらに、演出面でも、時間をシーン毎に記述したり、警官隊が怪人の対策に全力であたったりと、現実に起こったらどうなるかという面も考えられている。ある昔流行ったコンテンツを復活させるときに、リアルに寄せるという手法が多く採られていると思う。時代に合わせることを第一に考えるからなのかもしれない。
 平成ライダーをみて影響されて、英雄観が形成されていったと過言ではない。私は、感化されやすい人間である。クウガでいえば、完璧超人というか、王道のヒーローって、皆を安心させる力を持っていて、もし、怪人と戦う力を持っていなかったとしても、一条さんや科捜研の人々のような目の前のことにきちんと向き合っている人々の誠実さはやはり美しい物がある。終盤少しだれるけれども、ずっと面白いと言っても過言でない、名作中の名作。好きなキャラは一条さんですかね。嫌いなキャラがいないのですが。

72、仮面ライダーアギト

 一度みた程度なので、こうだ。といえない。クウガの焼き直しと言ってしまうと、ちょっと言い過ぎだし、これの魅力もあるのだけれど。ちょっと語れないですね。

73、仮面ライダー龍騎
 
 初めて見たバトルロワイヤルものであり、多数登場する悪の仮面ライダーという点で、仮面ライダーの方向性をかなり変えた作品。個人的に大傑作。生き残った最後の一人が願いを叶えられるという鏡の中の戦い、ミラーバトルに挑む12人?の仮面ライダーたちの話。戦いもカードをつかったりと、玩具の販売戦略にも影響を与えたとか。
 実存主義功利主義のイメージは大体この作品から得た。そも、高校時代にそれらの語句を習った訳なので、この言い方だと語弊があるけれども、でもまあ、実際に勉強すると足りない部分はあったものの大体あってた。そのくらい、意味を持ちつつ、しかもエンターテイメント性を失ってないという、とんでもねぇ作品。これの二番煎じ的作品も沢山出るのもうなづける。
 大体登場人物が屑で、願いの為に命をかけている事を差し引いても、ぶっとんでるキャラが多いが、魅力的である。一番好きなのは、悪徳弁護士の北岡さん。どこか超然としてるし、いっつも旨いもん食ってるから羨ましい。銃使いライダーはかませだけれども、それ含めてほんとすこ。
 
74、ハイスクールD×D

 エロ、バカ、熱血の黄金比がここにある。下ネタが苦手なら拒否反応が出てしまうだろうが、ある程度エロアニメ観てるなら全くもって問題なし。なんせテンポがよく進むので、中々飽きがこない。いつの間にか全話視聴してしまってるくらいに、飽きがこない。話は割と少年漫画っぽいパワーインフレとヒロインの露出(胸がもろに出たり)で単調なはずなのに、頭空っぽにして笑って見られるし、泣けもするいいアニメである。5期までやるとか聞くが、完結までやって欲しいものだ。円盤欲しいなと思ったレベル。

75、Sirobako

PAの2014年冬のアニメ。アニメ制作会社に勤める新人を中心とした業界に関わる人々の群像劇。アニメを作るアニメ。作業工程に関わる専門的な話も多いのだが、他の仕事にも通じるような話、コミュニケーション問題、対人関係、将来への不安だのといった、分かりやすい題材を取り扱っていたので取っつきやすい。個人的に2014年の放映アニメの中じゃトップクラスだと思っている。群像劇好きなら是非見て欲しい。

76、フューリー

アメリカの映画。だと思う。ガルパンコラボで知った。
第二次世界大戦末期、ナチスドイツと闘うアメリカの戦車乗りたちのお話。
心温まるハートフルアニメのガルパンとは対照的に、ものすごく血とオイルの匂いのする作品である。あと戦車カッコイイ。
アメリカの戦争映画は星条旗万歳、民主主義万歳って感じの作品だらけで頭空っぽにして見れるとてもクソッタレなのが多い。(実際どうなのかは知らない)
だが、この映画は戦争に肯定も否定もしないスタンスがあった。
そこは非常に好感が持てる。後戦車カッコイイ。

77、オーバーロード

2015年夏アニメ。
俺ツエ-系でも久しぶりに抵抗なく観れた作品。
本質がコメディとピカレスクにあるからなのかもしれない。
2期はよ。

78、シンフォギアG

2015年夏アニメ
シンフォギアの3期。
ヴァルヴレイヴの設定とテーマを、WAのオマージュで濁した駄作。
伝えたいこと
「相互理解の困難さへの回答を世界に対する許しがまず一歩目であり、そこからまず始めよう」と
展開
「力を背負う覚悟を持って闘うこと」「親子関係の修復」がなんだか噛み合わないと感じたからだ。
泣きそうになるほどのインパクトが無い、曲で無理やり泣かせるくらいの熱を感じなかった。
だから個人的には駄作という評価を下したい。非常に残念な出来だ。
もっと上手く組んでくれ、練ってほしい、2年も待ったんだから。