日記 262

11月30日(月)

 無能なナナを8巻まで読んだ。6巻くらいまで読むと面白く感じた。主人公割とまともだった。話は多分まとまっていくんだろう。
 風呂に入っているときに色々考えたが、忘れた。何か重要な発見をしたような気がするが、世紀の大発見かもしれなかったが、失われてしまった。今後人類の文明の進歩を左右するようなことを考えていたかもしれないが忘れてしまったらしょうがない。
 そうそう、帝国の話をしよう。帝国というのはネグリとかがいうような帝国である。相互に肥え太った権力システムのことである。ネグリらがいうには資本主義になれさせるためのシステムだと言うが、実際のところどうなのだろう。
 帝国が終わるには、より強固なイデオロギーと成熟、あるいは退廃した文化基盤が必要になるだろう。このコロナ禍からでさえ、現代の終わりを想像するのはやはり難しい。ひょっとするとこの時代はずっと終わらないのかもしれない。分からない。
 議論をするには色々と考えなければならないことが多すぎると思う。資本主義をなり立たせているものは何か。その源泉は? その源泉は涸れうるのか、あるいは別の潮流に流れうるのか。可能性のある点を挙げて、論考する必要がありそうだ。いい加減な脳みそだと書く前に寝ちゃいそうである。夢の中で楽しむとしよう。

 今日はこの辺で。