日記 87

8月2日(木)

 定時帰りと引き換えに四肢が悲鳴を上げるほど肉体を酷使した。
 この夜の落ち着きを手に入れるためなら、何を引き換えにしてもかまわないのだ。
 
 今、シロ氏のラジオを聴いている。21時。さて、今日を振り返ろう。
 オクラとチーズと卵のオムレツを醤油と鰹節で頂いた。ビールがただただ旨い。

 両親が旅行に行った土産に買ってきてくれたのだが、冷えたビールは疲れた身体に染みる。
 サッポロから出ている地域限定商品らしいが、味なんてわからない。
 ちょっと香りが変わっている。どう、と言われるとちょっと表現できないのだが。 
 クラフトビールもたまに買って飲むのだけれど、飲むたびに変わった味だな、と、特段別に値段に見合った旨さだと納得しているわけではないのに眼に入ると気になって買ってしまう。
 
 酔ってクーラーの効いた部屋で寝るのが、至高の楽しみである。
 アルコールで四肢の痛みが鈍くなっていく。
 十分な麻酔がなかった時代、酒を麻酔代わりにしていたというのが、あったかなかったか知らないが、なんだか信ぴょう性があるような情報のように感じる。どうせ酔った頭で引き出したうろ覚えの内容なんて、当てにならないのだから、勤勉な読者諸氏は検索でもかければ真実は見えるはずだ。思いつくまま適当なことを書くのは楽しい。こういうことならずっと続けられるのだが。

 今日はこの辺で。