日記 33

6月2日(土)


例によって寝不足。
午前二時に起床。そこから寝られず、腹が立ってきたので錆喰いビスコを読み切る。

錆喰いビスコ
アクションと軽妙な語り口がとってもいい。読んでて楽しい。
アクションものでも、精緻に書きすぎている作品も多い中(右足を蹴りだし、すかさず右手でどうのこうのと身体の動きの観察に終始しているようなやつ)、小道具つかって視覚的な訴え方をしてくるのが上手すぎる。
 序盤の黒川の部下がてんやわんやしてるシーンなんか、文字情報だけなのにマンガを読んでいるみたく、情景がありありと浮かぶ。もはや絵コンテならぬ字コンテである。
バクマンのシュージンが、最初のころネーム書いていたけど慣れてきたから文字で起こすようになった話を思い出した。こいつぁ、バケモンだ。

そこからエルピスを読み始める。
 最初のシーンは堅かったが、読み進めていると面白くなってきた。
 設定とんでもなくすき。また今度紹介してみるか。
トンデモ設定を現実世界に入れ込んだらどんな現象が起こるかを考えてる人なんだろう。
 蝉丸とかいう欠陥武器。
 精神が死んだ妹を上位存在の依り代にしてるとか、そのせいでの体の変化を書いていたり、
 トンデモだけど結構、箔がついてるというか。

そのせいで、仕事中クソ眠かった。
 
 以上、終わり。